田野町の歴史

歴史の小径と文化財


【<十四> 楠原の水神様 】

 
楠原にある水神様は、同地区に水田を開くために持田川から導水した時の水神碑で、文政十二年己丑(つちのとうし)年(一八二九)の年号が記されている。
 
 町内で
最も古い水神碑と言われており、当初は水田の中に建立されていたが、耕地整理のために、現在は水路脇の堤に安置されている。碑面には三十二名の名前のほか、次のことが刻まれている。
 
 肝煎
(きもいり)(河野金太郎、内八重丈左衛門、蛯原庄吉)
新田、門割、三十二之事
此外相加不申事
賣買無用之事


* 碑文注釈
肝煎・・世話役のこと。

新田、門割、三十二之事・・新田の権利を
持つものは三十二名に限る。
此外相加不申事・・このほかに権利の追加
加入はできない。
賣買無用之事・・売買をしてはならない。


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